よくわかる
沖縄のお墓
作り方・選び方

5.お墓を建てる時期

 お墓の建立に最適な時期はいつですか?と聞かれても、恐らく大半の方が「いや、よくわかりません」と答えることでしょう。実はお墓の相談で一番多いのが、建立時期の相談です。
 本来仏教では、お墓を建てるのはいつでも良いとされております。建立日に良い日、悪い日があると決めつけているのは、私たち人間なのです。いつの間にか、勝手にあれこれと決まり事を作ってきたのです。お墓の建立は、本来「思い立った日が吉日」なのです。
 
皆さんが「いつが良いのかわからない」とする理由としては、昔ながらの沖縄の風習も影響しております。造る時期を間違えたら祟りがあるとか、家族に不幸が起こるという方がおります。そのような場合、多くの方は、霊能士(一般にユタと言われる方々)、三世相(易者)などに相談しますが、相談すること自体、特段問題はないのですが、何ら根拠を持たず否定される方が意外に多く、相談者を悩ませているのが現状です。
本当に能力のあるユタや三世相に相談した結果、判断に納得できるのであれば、それに従い決断されても良いと思います。「ダメ」というアドバイスだけではなく、「こうすることで、改善が図られますよ」という前向きなご助言ができる方に、ご相談されることをお薦めいたします。

「生前にお墓を建てるのは良くない」とする方がいらっしゃいますが、決してそんなことはございません。「寿陵」(じゅりょう)という言葉がございます。これは、生きている間にお墓を建てると、長寿・子孫繁栄を招くとされており、有名なところでは秦の始皇帝陵やエジプトのファラオのピラミッドなどがこれにあたります。また、仏教的にも大変功徳の高い善行として、縁起の良いものとされております。
「お墓? 死んでからたてるさ〜」とおっしゃる方もたまにいらっしゃいますが、死んだ後に、誰が建てるのでしょうか?まさかご自分で? ちょっと考えられない話ですよね。
ご自分が元気なうちに、資金的にも余裕がある時期に建てることをお薦めします。